キエーロ 生ごみ コンポスト 情報発信サイト ES工房KEI kiero.eskei.info
キエーロ ってどんな構造?

 構造はとても簡単!
 土を入れる箱、雨を防ぎ透過性のある蓋(屋根)、バクテリアを育てる。そして、土の表面の乾燥を促進する通気スペース、があればキエーロになります。だから誰でも作ることができます。
 そのキエーロも大別すると、土に直接置く大型タイプの土置き型(底なし)と、犬走やベランダに置ける小型のベランダ型(底有)があります。敷地に余裕があれば、土置き型をお勧めします。

土の中の微生物が活発に活動して
5日〜2週間で生ごみを分解して消します

 注意 プランター等の浅い容器でキエーロとして使用される方もいらっしゃいますが、キエーロの処理量は、土の量と深さに比例します。投入量過多にならないようにご注意ください。


分解のメカニズム


A糸状菌は糖化作業(でんぷんを糖に変える)をすすめながら生ごみを発酵させます

B放線菌は分解酵素を分泌し、さらに生ごみの分解を進めます。

C酵母菌類も酵素を分泌し、有機物をより小さな化合物に分解していきます。例えば、
タンパク質→アミノ酸  炭水化物→糖  脂肪→脂肪酸とグリセリン

D微生物は、分解して生成された栄養素を利用して増殖します。増えた微生物はさらに有機物を分解し、連鎖的な反応が続きます。

E微生物によって植物が利用可能な栄養素に変換され土中に蓄積されます。たとえば、窒素はアンモニウムイオン(NH4+)や硝酸イオン(NO3-)に、リンはリン酸イオン(H2PO4-)に、カリウムはカリウムイオン(K+)に変換されます。

 置き場所に合わせた3タイプのキエーロ

 建築屋shinseigumiから生まれる広島県産材の余材と、コンポストのES工房KEIのコラボで完成した、皆さんのエコライフを支援するキエーロです。
 家の工事で発生する余材の使い道を模索する工務店と、余材の発生が少ない作り方を模索していたES工房KEIがめぐり合い、その思いが一致して、持続可能なエコライフを実現できるキエーロとなりました。
 広島県産材を無駄なく使いながら、普段の生活のまま生ごみを減らす。だから買うだけ使うだけでエコライフ!!


◇土置き型キエーロ 木製

おすすめポイント
・処理能力の高さ(キエーロ の基本型)
・多少の水分過多でも大丈夫!底が地面なので水漏れの心配は不要。
・土があれば、設置したその日から使えます。
注意点
・木の材質と使用環境により、寿命が大きく変わります。
・年に1回程度、土を大きく撹拌しましょう。
 (下部の微生物が空気に触れて元気になります)
・日当たりの良い場所に設置してください。

■参考サイズ(画像のキエーロ)
幅:122cm 奥行:72cm 高さ:56cm
 使用材 箱 30o厚スギまたはヒノキ 
     屋根 30o厚スギ ポリカ波板
 ※土の必要量 約100L〜150L(目安)

価格はこちら



◇あぜ板型キエーロ 樹脂 (一部木製)

おすすめポイント
・処理能力の高さ(キエーロ の基本型)
・多少の水分過多でも大丈夫!底が地面なので水漏れの心配は不要。
・箱部分にあぜ板を使っているので、木に比較して耐久性は高くなります。
・土があれば、設置したその日から使えます。
注意点
・一部木質部分は使用環境により、寿命が大きく変わります。
・年に1回程度、土を大きく撹拌しましょう。
 (下部の微生物が空気に触れて元気になります)
・日当たりの良い場所に設置してください。

■参考サイズ(画像のキエーロ)
幅:122cm 奥行:72cm 高さ:56cm
 使用材 箱 あぜ板(樹脂)、枠 スギ
     屋根 12oスギ野地板 ポリカ波板
 ※土の必要量 約100L〜150L(目安)

価格はこちら



◇ベランダ型キエーロ 木製
おすすめポイント
・小型で置き場所を選ばず、移動も可能
・ベランダや軒下などに設置可能
・土があれば、設置したその日から使えます。
注意点
・底に排水用の穴を空けていますので、水分過多になると水がオーバーフローします。
(水分過多にならないようにしましょう)
・年に1回程度、土を大きく撹拌しましょう。
・日当たりの良い場所に設置してください。

■参考サイズ(画像のキエーロ)
幅:65cm 奥行:61cm 高さ:後71cm
使用材 箱 30o厚スギ スタイロフォーム
    屋根 30o厚スギ ポリカ波板
※土の必要量 約50L〜60L(目安)

価格はこちら



令和5年4月1日から"キエーロ"も補助金対象となりました
東広島市の補助金のお知らせ 詳しくはここをクリック↓   購入後に上限5,000円キャッシュバック!!(補助率2/3)

東広島市 生ごみ処理容器等購入費補助金(東広島市HPへリンク)

キエーロ作りにチャレンジしませんか

 キエーロ は、屋根付きの箱と土のみ どなたでも製作可能です
〇製作ポイント1
 箱に屋根を設けて雨を避け、保温構造とする
〇製作ポイント2
 土の表面が乾くよう通風構造とする
〇製作ポイント3
 箱の深さは40cm以上とする

※あくまで自作は個人使用目的です
 販売目的で製作する場合は、発案者の松本信夫さんに、必ず許可をいただいてください

後ろの壁を高くして屋根との間に通風口を作ります

画像は廃パレットを使ってキエーロをつくりました




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お問合せメール shigemitsu.home@gmail.com