背景:なぜ今「キエーロ」なのか
温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化は、自治体レベルでの早急な対策が求められています。家庭から出る「燃やせるごみ」の多くを占める水分を含んだ生ごみは、焼却効率を下げ、多大な処理コストとCO2排出の原因となっています。
この課題に対し、土の中のバクテリアを活用して生ごみを分解・消滅させる「キエーロ」が、市民のCO2削減活動の受け皿として注目されています。
東広島市 生ごみ排出量の推移
R3 - R6実績東広島市では、助成金制度の拡充(キエーロ型の追加・制限撤廃)と連動して、家庭系生ごみ(厨芥類)の排出量が劇的に減少しています。
分析結果
燃やせるごみ全体(青棒)は微減ですが、生ごみ(緑線)はR3年からR6年にかけて約30%(4,783トン)も減少しています。これは助成制度の変更と時期が一致しています。この4,783トンは、処理費用の1トンあたり42,432円(全国平均)で試算すると、年間で約2億円もの行政コスト削減に相当します。
減少の要因:助成制度の進化
単なる周知だけでなく、市民が導入しやすい「制度設計」が普及の鍵となりました。
令和4年度
従来の助成制度運用
令和5年度 転換点
- 「キエーロ型」を対象に追加
- 容量制限の撤廃
- かばん型も追加
令和6年度 加速
- 助成金を倍額へ拡充
- 市民の導入意欲が向上
ネット購入品も対象化することで
市民の利便性を最大化
科学的根拠に基づく有効性
「キエーロ」は単なる容器ではありません。土の中に含まれる微生物の力で生ごみを分解し、消滅させます。
慶應義塾大学 宮本教授らの研究成果
全国から集めたキエーロ基材(土)の微生物叢解析により、生ごみ分解に関与する特定の微生物の活躍が報告されています。感覚的な効果だけでなく、アカデミックな研究によってそのメカニズムが解明されつつあります。
キエーロのサイクル
台所のごみを土に埋める
バクテリアがごみを栄養に
分解され、水とガスになり消える
貴自治体でも「キエーロ」の普及をご検討ください
生ごみ処理容器の補助金対象に「キエーロ」を追加することで、
市民の環境活動を強力に後押しできます。
有効性の詳細や導入事例のご説明に伺います。ぜひご連絡ください。
お問い合わせ
Mail: shigemitsu.home@gmail.com
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